【40代のシミは手ごわい!】増える理由と対策方法をご紹介

2026.07.13
スキンケア シミケア
【40代のシミは手ごわい!】増える理由と対策方法をご紹介

40代を迎えると、20代や30代では見られなかった肌トラブルが現れることがあり、「どんどん増えていくシミ」もそのうちのひとつです。また、40代のシミは美白ケアを開始しても、正しい知識が伴っていない場合、その効果を実感できるまでには数ヶ月かかることもあります。

こちらの記事では、知っておきたいシミの種類と原因、40代のシミがどんどん増える理由、そして、増えたシミを改善するための方法をご紹介しています。

顔のしみを気にする40代女性

知っておきたいシミの種類と原因

シミには、幼少期からできるシミや40代以降になってできるシミがあり、できる原因も種類によって異なります。また、シミによって見た目も異なります。

それではまず、知っておきたいシミの種類と原因からご紹介します。

老人性色素斑

一般的に「シミ」と呼ばれているのは、老人性色素斑という種類のシミになります。

老人性色素斑は、”老人性”という文字が入っていますが、高齢者だけに見られるシミではなく、30代、40代にも見られ、顔だけでなく体のいたるところに見られます。

また、老人性色素斑は、紫外線による光老化の一端として現れるシミで、長期にわたって浴び続けてきた紫外線が原因で生成されます。

紫外線をまともに浴び続けると、メラノサイト(色素細胞)が刺激されて、シミの元になるメラニン色素を生成します。

そして、生成されたメラニン色素が表皮に押し上げられてくると、それが老人性色素斑として目立つことになります。

なお、老人性色素斑は色素や形が不規則で、対策をせずに紫外線を浴び続けていると、色素が濃くなる、大きく広がる、数が増えるといったトラブルにつながることがあります。

そばかす

そばかすは雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれることもあるシミで、3歳前後の幼少期から見られることが多く、10代の思春期をピークとして色素が濃くなって目立ちやすくなります。

そばかすは色白の方に多く見られるという特徴があり、その原因は遺伝的な要素が関わっていると考えられています。

また、そばかすができやすいのは鼻の上部や頬ですが、首やデコルテラインにも現れることがあります。

そばかすは細かく小さい茶色の点のようなシミで、老人性色素斑のようにサイズが大きくなることはまずありません。

なお、そばかすは10代の思春期をピークとして数が増え、その後は徐々に薄く目立たなくなっていきます。

ただし、無防備な状態で紫外線を浴び続けてしまうと、色素が濃くなることがありますのでご注意ください。

肝斑(かんぱん)

肝斑は、30代~40代の女性に見られるシミで、その原因の多くはホルモンバランスの乱れです。

ホルモンバランスの乱れというと、未成熟な思春期、または更年期のイメージが強いかもしれません。

しかし、30代~40代でも妊娠や出産などでホルモンバランスが乱れやすく、これらによってメラニン色素の元となるメラノサイトが活性化すると、肝斑ができやすくなります。

また、更年期の一端として肝斑が現れることもあります。

更年期とは、閉経の前後5年間をいい、およそ45歳~55歳がこの時期に該当します。

更年期を迎えると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、それによって女性ホルモンの分泌量も不安定になります。

つまり、更年期に見られる肝斑の場合では、ホルモンバランスの乱れに加え、自律神経の乱れも関与している可能性があるということです。

なお、肝斑は頬を中心として左右対称に現れるという特徴があります。

また、輪郭ははっきりしておらずぼんやりとしているという特徴がありますので、他のシミと比較的、判別しやすいです。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、擦り傷やひっかき傷、虫刺され跡などに色素沈着が起こり、そのままシミとして定着した状態です。

また、アトピー性皮膚炎がきっかけで皮膚に炎症が起こり、炎症後色素沈着となって残ってしまうケースもあります。

そのため、原因はさまざまで、できる年齢にも幅があります。

40代のシミは手ごわい!どんどん増える理由

鏡をみながら、肌にできたシミを気にする40代女性

30代まではそれほど気にならなかったとしても、40代に入ったら急にシミが増えてきたような気がするのなら、それは"気がする"のではなく、本当にシミの数が増え続けている可能性を疑わなくてはなりません。

こちらの章では、40代のシミがどんどん増える理由を3つご紹介しています。

紫外線ダメージの蓄積

紫外線はUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)に分類され、このうち私たちに影響を及ぼすのはUVAとUVBです。

UVAは、静かに時間をかけて真皮層にまで入り込み、いつの間にか肌細胞に大きなダメージを与えます。

つまり、このダメージがいわゆる"光老化"の原因となり、シミの形成につながると考えられます。

なお、若い頃から紫外線を浴び続けてきた場合では、紫外線ダメージが肌の深い部分に蓄積されていると考えられ、それによって40代以降になってシミが増え続けることになります。

一方UVBは、UVAよりも短い波長を持つため、大部分は表皮に吸収され、真皮層にまで到達することはありません。

しかし、表皮に働く力が大きく、瞬間的に大きなダメージを与えるという特徴があります。

代表的な例として、7月、8月の強い日差しで、この日差しに含まれているUVBをまともに浴びてしまうと、赤みや熱感、炎症、水ぶくれ、痒みといった肌トラブルが起こりやすくなります。

また、日やけの原因になるのもUVBで、日やけ跡が完全に修復されなかった場合では、頑固なシミとして表皮に残り続けることになります。

ターンオーバーの乱れ

紫外線の影響を受けてできたシミであっても、肌のターンオーバーが規則的に行われていれば、古いシミは少しずつ薄くなっていきますので、増え続けることはありません。

しかし、40代を迎えると、ターンオーバーの周期が伸びたり不規則になったりすることで、古いシミがそのまま表皮に残存してしまうことがあります。

そして、そこへ新たなメラニン色素が押し上げられてくると、結果としてシミの数が増えることになります。

一般的に若年成人ではターンオーバーは約28日程度とされますが、加齢に伴い延長します。つまり、ターンオーバーを理想的な周期に近付けることが、増え続けるシミを阻止する近道になります。

身近な方法として、1日2回程度の洗顔を行い、保湿を意識し、角層水分量を上げるなどがあります。

洗顔には古い角質・皮脂・汚れなどを除去して肌の状態を整える作用があります。その結果、皮膚の正常なターンオーバーを維持することが期待できます。必要な汚れは落としつつ、肌バリアを壊さないよう洗顔することを心がけましょう。

ストレスがシミを増やす原因になる可能性

ストレスには「活性酸素」と呼ばれるものが深く関係しています。活性酸素は通常の酸素より反応が非常に高い酸素関連分子のことをさします。この活性酸素の体内量が増える原因の多くは紫外線にありますが、実は、ストレスが災いして活性酸素の体内量が増え、それがシミを増やす原因になることもあります。

なぜならば、ストレスで体内の活性酸素量が増えると、知らず知らずのうちにホルモンバランスが乱れ、ターンオーバーに影響を及ぼすことがあるからです。

また、大量に産生された活性酸素がメラノサイトを刺激すると、より多くのメラニンが生成されることになります。

つまり、ストレスを軽減しない限り、新たにシミがつくられ続ける可能性があります。

増えるシミを改善するには?対策方法をご紹介

シミ対策をする40代女性

40代の増え続けるシミは、そのまま放置していても自然に改善することは基本的にありません。

紫外線対策は必須

紫外線はシミの主要な原因のひとつであるため、短時間の外出であっても紫外線対策を行うことが重要です。曇りの日や冬場であっても紫外線は地表に到達しており、日中は継続的に皮膚が紫外線にさらされるため対策が必要です。

また、室内の窓辺など、日が差し込む場所でも忘れずに日やけ止めなどで紫外線対策をしてください。なぜなら、UVAはガラス窓も通り抜けて肌に届き、真皮層にまで入り込んでしまうリスクがあるからです。

不用意にUVAを浴び続けてしまうと、次から次へとできるシミに悩まされることになりかねませんので、どこにいても、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

ストレスの軽減

肉体疲労や睡眠不足など、ストレスの原因は日常生活のいたるところに潜んでいます。

そして、このようなストレスをひとつずつ解消していくことが、シミの増加を抑え、肌状態の改善を目指すうえで重要です。具体的には、十分な睡眠時間の確保や生活リズムの安定、バランスの取れた食事、適度な運動などによってストレス負荷を軽減することが大切です。

また、ストレスによって肌のバリア機能が低下します。肌のバリア機能を維持するには洗顔・保湿ケアをしっかり続けていきましょう。