シミとそばかすは別物?両者の違いをご紹介
シミとそばかすはどう違う?両者の違いをご紹介
シミとそばかすは見た目が似ていることもあることから、どちらなのか迷ってしまうことも珍しくありません。
しかし、両者は発生原因が異なるため、区別して考える必要があります。
シミの特徴
一般的にシミと呼ばれるのは「老人性色素斑」で、このシミは長年浴び続けてきた紫外線ダメージの蓄積によって現れてきます。
また、老人性色素斑は、40代以降の方に多く見られますが、若い年代の方であっても、紫外線対策をせず、長時間にわたり紫外線を浴び続けると、いつの間にか老人性色素斑が大量に発生してしまう可能性が出てきます。
なお、老人性色素斑は顔やデコルテライン、手の甲、腕、背中などにできやすく、色素は薄い茶色や褐色をしており、境界線がはっきりしているという特徴があります。
そばかすの特徴
そばかすは雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれ、幼少期から見られることが多いという特徴があります。
また、そばかすは遺伝的要因が大きく関係しているといわれ、5歳前後から発生し始め、中学生~高校生の思春期にピークを迎えます。
ピークを過ぎると、自然に色素が薄くなる方が多いといわれていますが、紫外線を浴びる機会が多い方の場合では、ピークを過ぎても薄くならず、逆に目立ってくることもあります。
これはシミ?そばかす?見分け方をご紹介
シミとそばかすは異なるものですが、一見するとよく似ており、見分け方が難しいと感じられるかもしれません。
そのようなときには、発生原因や発生し始めた年齢、見た目の違い、形状、色素、発生場所の違いから見分けると良いでしょう。
原因の違い
老人性色素斑の主な原因が紫外線ダメージの蓄積にあるのに対し、そばかすの原因は遺伝が大きく関係しているという違いがあります。
たとえば、若い頃から屋外で過ごす機会が多かった方が、30代後半、40代という年齢になってシミが増えてきたと感じるなら、それは老人性色素斑の可能性が高いかもしれません。
一方で、特に紫外線を浴びる機会が多いわけでもなかったのに、思春期あたりからシミのようなものが目立ってきたと感じるのなら、そばかすを疑う必要があります。
なお、そばかすは色白の方に比較的発生しやすい傾向があると報告されています。
発生時の年齢の違い
老人性色素斑が目立ってくる年齢には個人差がありますが、40代を迎えたあたりから目立ってきたと感じる方が多いようです。
ただし、若い年代であっても、マリンスポーツなど、屋外でのスポーツを行う機会が多いなど、紫外線を浴びる機会が多い場合では、20代、30代であっても老人性色素斑が発生することがあります。
それに対し、そばかすは5歳前後の幼少期から見られることが多いという違いがあります。
子供の頃を思い返してみて、5歳前後からシミのようなものがあり、それが中学生、高校生になって濃くなった記憶があるのなら、そばかすの可能性が高いと考えられます。
大きさや形の違い
老人性色素斑のサイズはまちまちで、数mmの大きさで現れることがあれば、5cm前後の大きなシミとして現れることもあります。
また、サイズは年々変化し、発生時は数mm程度であったとしても、時間の経過で数cmの大きさにまで広がってしまうことも珍しくはありません。
形は円形や楕円形として現れることが多いですが、いびつな形で現れることもあります。
それに対して、そばかすは、老人性色素斑のように数cmという大きさで現れることはなく、数mmの小さな点として現れます。
形は円形や楕円形をしていることが多いですが、いびつな形で現れることもあります。
色素の違い
老人性色素斑は薄茶色や褐色ですが、そばかすは薄い茶色をしています。
また、老人性色素斑もそばかすも紫外線の影響を受けると色素が濃くなることがあるという点については、両者の共通点としてあげられます。
発生場所の違い
老人性色素斑は、顔全体、手の甲、デコルテライン、腕、背中など、主に紫外線の影響を受けやすい場所に発生しやすいですが、まれに腹部や脇に見られます。
一方で、そばかすは、鼻の上部や頬骨上部、目の下に現れることが多く、左右対称に発生するという特徴があります。ただし、肩やデコルテラインなど、紫外線を浴びやすい場所にできることもあります。
シミやそばかすのケア方法について
シミやそばかすは、油断していると色素が濃くなったり数が増えたりすることがあります。
しかし、日々のケアをしっかりと行うことで、シミやそばかすの悪化を防ぐことは可能です。
紫外線ブロック対策の徹底
シミもそばかすも紫外線を浴びることで悪化する可能性がありますので、常日頃から、日やけ止めクリームやジェル、帽子、日傘、手袋やアームカバーなどを活用し、紫外線ブロック対策を徹底して行いましょう。
なお、UVA(紫外線A波)については窓ガラスも通り抜けて室内にまで届きますので、日当たりが良い室内で過ごす際には、外出時と同様の紫外線ブロック対策が必要です。
肌に刺激を与えないことが大事
シミやそばかすができている場所に刺激を加えると、メラノサイトが活性化し、メラニンが生成されるきっかけになってしまうことがあります。
たとえば、クレンジング時や洗顔時にゴシゴシ擦るなどしてしまうと、よりメラニンが生成されやすくなります。
そして、このようなトラブルを避けたいとお考えなら、シミやそばかす部分にはできる限り刺激を与えないことが大切です。
保湿ケアで肌のコンディションを整える
シミやそばかすのケアには保湿が必要ですが、それは、保湿を怠ると肌のコンディションが崩れ、乾燥肌に傾いてしまうからです。
乾燥肌になってしまうと、紫外線をはじめとする外部の刺激から肌を守るバリア機能が弱まり、より紫外線や摩擦によるダメージを受けやすくなります。
つまり、シミやそばかすが定着しやすくなり、ターンオーバーによる色素の排出がスムーズに行われなくなる可能性が出てきます。
保湿ケアは化粧水や乳液、クリームなどで行えますので、お風呂上がりや洗顔後には、これらを使用した保湿ケアを忘れずに行いましょう。



シミとそばかすは、どちらもメラニン色素によって生成されるため、シミもそばかすも同じものだという認識を持っている方が多いかもしれません。
しかし、シミとそばかすは同じものではなく、異なるものです。
こちらのコラムでは、シミとそばかすの違い、両者の見分け方、予防方法についてご紹介しています。