シミはなぜできる?分かり易く解説
シミはなぜできるのか?原因をご紹介
シミができる原因はさまざまで、原因によってシミの呼び名が異なります。
それではまず、シミはなぜできるのか、その原因からご紹介していきましょう。
紫外線によるダメージ
紫外線を表す「UV」は「ultraviolet」の略で、「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」「UVC(紫外線C波)」があり、このうち地上に到達するのは「UVA」と「UVB」です。
これらの紫外線は可視光線よりも波長が短いという特徴があり、1年を通じて一定量放射されているのがUVA、おおむね3月~9月に放射量が増えるのがUVBです。
また、これらの紫外線はどちらもシミの原因となるメラノサイトの活性化を促進する作用がありますが、UVBが表皮の基底層にあるメラノサイトを活性化させるのに対し、UVAは表皮の基底層だけでなく、真皮層のメラノサイトも活性化させるという違いがあります。
いずれの場合でも、メラノサイトはシミの元であるメラニン色素の生成を促す細胞ですので、紫外線の種類にかかわらず、まともに浴びてしまうと、シミができるリスクが高まります。
なお、紫外線によるシミは「老人性色素斑」と呼ばれ、幅広い年代の方に見られます。
色素沈着
ニキビや虫刺され、湿疹、じんましん、擦り傷・切り傷、摩擦などで起こった炎症後、茶色っぽいシミや赤紫色のシミが残ってしまったら、「炎症後色素沈着」が起こっている可能性が考えられます。
炎症後色素沈着は、炎症が引き金となってメラノサイトが活性化されることで起こります。それは、炎症が治癒に向かう過程において、過剰にメラニン色素が生成されるためです。こうして生成されたメラニン色素は、通常であればターンオーバーとともに薄くなっていきます。
しかし、ターンオーバーに遅れが生じているとなかなか排出されず、長期にわたって皮膚の内部に残り続けることになります。
ホルモンバランスの乱れ
形がはっきりせず、ぼんやりと左右対称に現れているシミは、肝斑(かんぱん)の可能性があります。
肝斑は、更年期障害やストレスなどによるホルモンバランスの乱れが原因で現れることが多いシミで、30代~50代の女性に多く見られます。
また、肝斑は日やけ止めなどを使用しない状態で紫外線を浴びたり、色素が濃くなったり数が増えたりすることがあります。
さらに、強いマッサージなど、外部からの物理的刺激によって悪化することもありますので、肝斑の疑いがあるシミを見つけたら、むやみに刺激を与えないように注意することが大切です。
シミができる前・できた後のケア方法をご紹介
シミが目立たない肌を目指すのなら、シミができる前にケアをしっかりと行っておくことが大切です。
また、すでにできてしまったシミであっても、毎日コツコツとケアを続けることで、目立たない状態を目指すことが可能です。
シミができる前のケア方法
ホルモンバランスに左右される肝斑の場合では、できる前のケアをきちんと行っていたとしてもできる可能性があります。
一方、紫外線による老人性色素斑や、炎症による炎症後色素沈着は、しっかりとケアをしておくことで予防が期待できます。
紫外線対策の徹底
まずは日やけ止めクリームなど、日やけ止め製品を活用してしっかりと紫外線をブロックしましょう。
また、日やけ止め製品の使用とともに、帽子や手袋、アームカバー、日傘、ウェアなどを併用すれば、より紫外線対策を強化でき、シミの予防に役立ちます。
なお、UVAは窓ガラスを透過して室内に降り注がれますので、日当たりが良い窓辺などで過ごす際には、室内であっても、日やけ止めなどで紫外線をブロックすることが大切です。
物理的な刺激に注意
ニキビ跡や虫刺されなどは、できるだけ患部に触れず、炎症を防ぐことが大切です。
また、掻きむしるなど、患部に物理的な刺激を与えてしまうと、炎症が広がるだけでなく、皮膚の深い部分にまでダメージが及び、炎症性色素沈着が起こるリスクが高まります。
そしてそうならないためには、気になったとしても、患部にはできるだけ刺激を与えないように注意しましょう。
シミができた後のケア方法
注意していたはずなのにできてしまったシミを見つけると、本当にショックですよね。
しかし、できてしまったシミでも、根気よくケアを続けることで、シミが目立ちにくい肌を目指すことは可能です。
洗顔&保湿&美白ケア
できてしまったシミの改善には、ターンオーバーを促進させるためのケアが必要不可欠です。そのためには、肌のコンディションを整えてバリア機能を正常に働かせることが重要で、ここで役立つのが洗顔です。
バリア機能を整えるためには是非、正しい洗顔を心がけてください。この最初の洗顔を適切に行えていないと、その後の保湿ケアにまで影響がでることがあります。例えば、洗顔が不十分で古い角質が残っていると潤いの浸透が妨げられて、十分な保湿に至らないことがあります。このために古い角質をしっかりと落とせる洗顔を意識してください。
また、保湿ケアを行うことで肌のバリア機能が整うと、古い角質の剥離が促進されてターンオーバー周期が整います。そうすることで、表面に浮き上がってきたシミが、ターンオーバーとともに剥がれやすくなります。
新たなメラニン色素の生成を予防することも大切ですので、美白成分配合の化粧品でのケアも忘れずに行いましょう。
ビタミンCの摂取
できてしまったシミの改善には、体の内部からのケアも必要です。そのためには、あらゆる栄養素をまんべんなく食品から摂ることが大切ですが、とりわけビタミンCは美白作用や抗酸化作用があるとされていますので、積極的な摂取を心がけましょう。
なお、ビタミンCは「赤ピーマン」「オレンジ」「グレープフルーツ」「キウイフルーツ」などに多く含まれていますので、毎日の食事やデザートで上手に摂取することを心がけてください。



同じ年齢なのに、シミができやすい人とそうでない人がいるのはなぜ?と疑問に感じたことはありませんか?シミは誰にでもできる可能性があります。しかし、できる前の対策や、できた後のケアをしっかりと行うことで、シミが目立たない肌を目指すことが可能です。
こちらのコラムでは、シミができる原因や、できる前・できた後のケア方法を解説しています。
今後シミを作りたくない方や増やしたくないという方は、ぜひ参考にしてください。